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ユーザ導線について考える

ユーザ導線とはユーザが目的の情報へたどり着くまでの経路のことです。 例えば家には家庭内導線があるなんて話を聞いたことはありませんか? キッチンからダイニングへ、浴室・洗面所からリビングへ、 玄関から各部屋へなどの経路を考えた家を設計しないと とても住みづらい家になってしまいます。 Webサイトのユーザ導線を考えるということも本質はこれと変わらないと思います。 入り口(例えばトップページ)からユーザの求める情報へいかに導くか? それがユーザ導線を考えるということなのです。

ユーザ導線を作る

ユーザ導線を作るということはつまり、ユーザをうまく導くということです。 そのために一番重要なことは適切な情報のグルーピングとラベリングです。

情報のグルーピング

グルーピングとは情報を分類することを言います。 情報の性質、内容をしっかり見極め分類することで、 ユーザは早く目的の情報を選択することができます。

例えばオンラインゲームの情報を知りたいユーザがいたとします。 ゲーム情報を扱っているWebサイトで、 オンラインゲームとオフラインゲームというカテゴリに情報が分けられていれば ユーザは迷うことはないでしょう。 しかし、単にゲームとインターネットというカテゴリしかなかった場合、 どちらを選択すればよいのか迷ってしまいます。 何回もクリックしたのに目的の情報がない。 そんなサイトにユーザはもう2度と来ることはありません。

適切にグルーピングするためにはまず視覚的に情報を捕らえる必要があります。 Webサイトに含まれる情報、またはそのキーワードを紙の上に全て書き出し、 まずは細かくブロックわけしましょう。その後、 似たようなブロックをつなげたり含ませたりしながら、 グループを作っていくと客観的かつ合理的にグルーピング作業ができます。

情報のラベリング

情報のラベリングとはグルーピングした情報の塊に名前をつける作業です。 どんなにうまくグルーピングを行ってもラベリングがお粗末では 結局ユーザを迷わせることになってしまいます。

例えば上の例で紹介したようなWebサイトで、 新着情報というコンテンツがあるとします。ただ単に新着情報というラベリングでは、 そのサイトの新着情報なのか、ゲームの新着情報なのかはっきりしません。 初めてそのサイトに訪れたユーザは迷ってしまうことでしょう。

ラベリングはできるだけ具体的な内容にし、 制作者ではなくユーザの視点に立って名前を考えることが必要です。 情報に含まれる具体的なキーワードを抜き出し、 専門用語などはユーザ側の視点で一般的な言葉に変換していく というような方法をとるといいでしょう。