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ユーザの目的にあったナビゲーション

当然ながらユーザには目的があります。そしてその目的に沿った、 “求める情報”と“求め方”、つまりプロセスがあります。 最終的に求める情報が1つだとしてもそのプロセスは1つではありません。 10人いれば10通りのプロセスがあるでしょう。 ここで言うユーザの目的とはそのプロセスと求める情報を含めた考え方です。

例えばショッピングサイトで時計を買う場合、 最終的にたどり着くページが同じでもそのアプローチの 仕方は人それぞれです。 予算から商品を探す人もいれば、ブランドから探す人もいるでしょうし、 デザイン のイメージから探す人もいるかもしれません。 このアプローチの仕方がユーザの求めるプロセスにあたります。 同じ商品を扱っていても、これらの予算やブランド、イメージから商品を検索できるような、 いくつかのプロセスを用意したWebサイトは大変使いやすく、 ユーザの心を掴むことができるでしょう。 ユーザの目的に合わせたナビゲーションを使うことでたくさんのニーズに答えられるWebサイトを実現できます。

サイトの構造にあわせた、例えばサイトの階層の上位から下位へたどっていくような、 制作者本位のナビゲーションは多くの場合ユーザにとって使いにくいものです。

目的にあったナビゲーション構築方法

では具体的にユーザの目的にあったナビゲーションを構築をするためには どうしたらよいのか?その方法をいくつかご紹介します。

まずはユーザの目的を抽出する

最初に必要なのがユーザの目的を抽出することです。 ユーザが情報を求める場合にどのようなアプローチがあるのか? それを意識するだけでナビゲーションの質は大きく変わります。

  1. ユーザの目的を細かいことを考えずに列挙していきます。 付箋に1つずつ書いて紙にペタペタ貼っていくといいでしょう。
  2. 似た内容をまとめ、より具体的かつユーザのニーズが多いような目的にしぼっていきます。 付箋をつなげ、内容をまとめて、1つの付箋に書き直すなどしていくと効果的です。
  3. サイトの構造を考慮し、ユーザの目的を実現できるようなナビゲーションを設計します。 通常のナビゲーションとは別に目的に沿ったナビゲーションをつくりましょう。 目的を限定してしまうと逆に使いにくくなります。

この手順を守るだけで、わかりやすく考えを整理しながら ナビゲーションを設計することができるでしょう

その他一工夫

目的を考えたナビゲーションの他に深い階層の情報へ 直接アクセスできるようなショートカットを用意することを オススメします。そのサイトのリピーターで内容、 構造を知っているユーザに初心者ユーザと同じナビゲーションを強要することは 好ましくありません。サイトマップやポップアップメニューなどが有効でしょう。